『悪人』を観てみた

先日、特に何もすることもなく暇な日があったので
超久々にDVDを借りてきました。

原作を読んで面白かったので
前から観たいと思っていた『悪人』を借りました。

本当の悪人は誰なのか・・・。
原作を読んでいていろいろ考えさせられる内容だったのと、
深津絵里が何かの賞を受賞して話題になっていたこともあり、
とても期待していました。

2時間ちょっとの映画で、
原作からちょこちょこっと削除されていましたが、
ほぼ忠実に進んで行きました。
まあまあ面白かったのですが、なにか物足りない感じでした。

それは原作を読んでいたので、
ストーリーがよく分かっていたからなのか、
自宅で観ていたため、ちょっとばかし集中力が欠けていたからなのか・・・。

やっぱり、この映画は原作を読んでいない方がよかったなあ、
という結論に行ってしまいました。
原作も読んでない人は泣ける映画のような気がします。

まだ、映画を観てない人は原作を読んでみることもお勧めします。
とても面白いので。
文庫本は上、下巻に分かれてます。
別に一冊でもいいんじゃない？という厚さの本ですが。

悪人(上) (朝日文庫)

• 作者: 吉田 修一
• 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
• 発売日: 2009/11/06
• メディア: 文庫

悪人(下) (朝日文庫)

• 作者: 吉田 修一
• 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
• 発売日: 2009/11/06
• メディア: 文庫

映画『プリンセス・トヨトミ』を観に行った

プリンセス・トヨトミを観てきました。

20：15からと、ちょうどよい時間だったのでレイトショーで観てきました。

公開初日だったせいか、それともレイトショーでお手頃価格だったからなのか
ほぼ満席状態でした。

感想としてはなかなかおもしろかったです。
ただ、原作を読んでない人には会計検査院の調査官とか
よく分からないかもしれませんが。

内容は原作からいろいろとアレンジされていました。
鳥居と旭の性別が変わってたりなどなど。

大阪城の赤くライトアップされるところや、
梅田や心斎橋に誰一人いない映像はちょっと感心してしまいました。

チョイ役で玉木宏が出てたのがちょっとインパクトがありました。
（フジテレビ＆万城目作品だから？）

よく分からなかったけど、なかなかおもしろかったという人は
原作を読んでみればよく分かると思います。
500ページとちょっと厚めなので、本嫌いの人はちょっと大変かもしれませんが・・・。

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

• 作者: 万城目 学
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2011/04/08
• メディア: 文庫

最後に一言。
隣に座ったおじさん。独り言やめてよね・・・。

タグ：プリンセス・トヨトミ

映画『八日目の蝉』を観に行った

休みも残り少なくなってきました。

今日は朝早くに映画を観に行ってきました。

近くの映画館では八日目の蝉を上映していなかったので
電車に乗って西宮まで。

今日から会社や学校という人が多いみたいで
電車にスーツ姿の人や学生らしき人が多数いました。
普段、平日の朝に電車は乗らないので
こんな感じなんだな～と、ふと思いました。

映画館もそれほど混んでおらず
半分も入っていないくらいでした。

で、観た感想は
・原作から結構削られてる。
・原作になかった内容が付け加えられてる。
・小池栄子の役が何かいい味だしてた。
・劇団ひとりは合ってないような・・・。

原作読んで、泣いちゃうんだろうなと思ってましたが、
最初はこんなもんか、と思っていましたが
最後の方で泣いてしまいました。

なかなかよかったと思います。
観て損はしなかったかなと。

八日目の蝉 (中公文庫)

• 作者: 角田 光代
• 出版社/メーカー: 中央公論新社
• 発売日: 2011/01/22
• メディア: 文庫

タグ：八日目の蝉